《ヤンゴンにて》(2)ヤンゴンでの支払いはこれで・・・・!?

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 ミャンマーの通貨単位は「ミャンマー・チャット(Kyat)」です。かなりザックリいうと1チャットは0.1円ぐらいです。つまり現地で最も数多く使われる紙幣の赤い5,000チャットは500円程度です。最高額紙幣は10,000チャットなので、約1,000円ですがあまり流通していないようです。とうことで、現地通貨に両替をするとかなりの量のお札になります。10,000円をチャットに両替すると、5,000チャット紙幣が20枚程度になります。(実際は日本円からミャンマー・チャットへの両替ではなく現地で米ドルからの両替になります)

 ということで、ちょっとした枚数の札束を普段持ちあることになるのですが、このチャット紙幣はかなり汚れています。紙幣にボールペンなどでメモ書きされているのはまだいい方で、もしかしたら一度どぶ川にでも落としたのではないかと思われるような紙幣もおつりとして手元に回ってきます。きれいな日本の紙幣しか手にしていない私たち日本人は、できれば手に触れたくないような紙幣です。万が一おつりなどで受け取ってしまったら、できる限り次の支払いでは使って手放すようにしていました。

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 自国通貨以外で使えるのは米ドルです。チャットの持ち合わせがないときは「米ドルではいくらですか?」とたずねると、すらすらと返事が返ってきます。計算をしている様子もないので、きっと普段からあたりまえのように米ドルが流通していることと思います。

 ところが、この米ドル紙幣は、かなりの確率で受け取りを拒否されることがあります。それは、「紙幣の新しさ」によるのです。日本で両替をして手に入れた米ドル紙幣は、ピカピカの新札が多いと思います。あまりのきれいさにまるでお金ではなく単なる印刷物のように思っていしまうのですが、ミャンマーでは基本的にこのピカピカの米ドル紙幣が受け取ってもらえる紙幣の基本となっています。高額の100米ドル紙幣などは、折り目がついていても受け取りを拒否されることがあるということで、折り目のつかない状態での持参が基本のようです。

受け取ってもらえなかった米ドル紙幣(Small)

受け取りを拒否された米ドル (さっき手にしたチャットよりずいぶんきれいなのですが)

 

 街中のお店はともかく、ホテルなら多少いたんだ米ドル紙幣でも受け取ってもらえるだろうと思って支払いに使ってみたのがこの紙幣です。お札の裏表をじっと眺めて、申し訳なさそうに「他の紙幣はないですか?これ受け取れないのです」との返事が返ってきました。やはりだめなんですね。

 

 ミャンマー・チャットはかなりボロボロに汚れていても平気で流通するのに、米ドルはほぼ新札に限り使用可能なようです。「なぜ?」なんて思わないことにしています。「そうなんだ」と受け入れることが世界で生きていくために必要な気持ちの持ち方だと思っています(笑)。

普通に流通しているチャット紙幣(最悪ではないもの)(Small)

普通に使われているチャット紙幣(これはかなりきれいな方)

 ところで、クレジットカードですが、「ほとんどのところでは使えない」という情報はあっているとは思いますが、私の泊まったホテルはVISAもMasterも使えました。きっとこれから数年で使えるところが格段に増えていくのでしょうね。何しろこれからどんどん外国人がミャンマーを訪れるでしょうから。

 2105年7月9日

エムニド・リサーチ
リサーチャー 仁藤誠人


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分類 《ヤンゴンにて》, ミャンマー