〔コラム〕タイ・爆弾事件の現場 「エラワン廟」に宿る神

 タイ・バンコクで起きた爆弾爆発事件の現場は、「エラワン廟(びょう)」と呼ばれる観光客だけででなく地元の人たちもよく訪れる場所です。ここにはヒンズー教の最高神のひとりであるブラフマーばまつられているそうです。ヒンズー教では本来一体である最高神が、三つの役割「創造、維持、破壊」に応じて、三大神「ブラフマー、ヴィシュヌ、シヴァ」として現れると言われています。ブラフマーは「創造」を象徴する神です。

 そのためか、この「エラワン廟」は、願いがかなうと言われ、多くの人々が訪れるそうです。そんな場所で爆弾事件は起きました。犯人の狙いは何かは分かりませんが、早期に解決されることを願っています。

〔エムニド・リサーチャー 仁藤誠人〕 2105年8日20日 


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