ASEAN経済相会合が開幕 AECに向けての作業加速を確認

 東南アジア諸国連合(ASEAN)経済相会合が8月22日にマレーシア・クアラルンプールで開幕しました。年末発足予定の「ASEAN経済共同体(AEC)」に関する作業を加速させることを確認したようです。

 AECは欧州連合(EC)とはことなり参加国の自主性に任せる部分が多いのが特徴です。多民族国家が多く多様性の中の統一という基本的な考えにたった共同体を目指しているようです。

 議長国のマレーシア政府の発表によると、この日の会合では、加盟国にかかる輸入関税の96%が撤廃されたことなどが報告されました。

 ASEAN加盟10カ国の人口は合計で6億人超。現在の国内総生産(GDP)は合計2.7兆ドル(約334兆円)で2020年までには4.7兆ドルに伸びるとみられています。

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〔ASEAN News Clips 編集部〕 2105年8月23日


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