タイの憲法起草委員会は8月22日、新憲法の最終草案(全285条)を国家改革評議会(NRC)に提出しました。政治危機の際に国軍幹部らでつくる「国家戦略改革和解委員会」、行政と立法の権限を与えることが盛り込まれています。
「国会戦略改革和解委員会」は国軍最高司令官、陸海空軍の各司令官、首相や上下両院の議長ら最大23名で構成され、政治危機の際には、3分の2の同意があれば行政権及び立法権が与えられることになっています。
今後、国家改革評議会が最終草案を可決すれば、来年1月に国民投票が行われる予定です。
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〔ASEAN News Clips 編集部〕 2105年8月23日
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