蚊取り機能付き空気清浄器、マレーシアで開発

2015年10月5日

 シャープは今年の1月に、東南アジアに家電の開発拠点を新設する方針を表明していました。そしげ、10月1日からマレーシアで生活家電の海外マーケティングを統括するようになったようです。一般家電全般が対象とします。

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 9月30日には、マレーシアで開発した、世界初となる「蚊取り機能付きの空気清浄機」など2製品を発表しており、新しい付加価値をつけた商品をマレーシアからASEAN市場に展開していく方針です。

 マレーシアでは、現地法人の「シャープ・エレクトロニクス・マレーシア」会長を兼務するシャープの新晶(あたらし・あきら)執行役員が、一般家電部門を担うコンシューマーエレクトロニクスカンパニーのエグゼクティブ・バイス・プレジデント(EVP)として海外マーケティングを統括します

 シャープがマレーシアで開発した新製品は「蚊取り機能付きプラズマクラスター空気清浄機」は本体内に紫外線(UV)ライトと粘着シートを取りつけており、UVライトに誘われた蚊を、吸引する空気と一緒に本体内に吸い込み、粘着シートに貼り付けるしくみになっています。同社の研究結果では、24時間でイエカの91%、ヤブカの73%のほか、ハエを72%駆除したそうです。

 希望小売価格は1,049リンギ(約2万8,000円)で、初年度で1万台以上の販売を目標としている。マレーシアのほか、シンガポール、タイ、フィリピン、インドネシアでも順次発売するとのことです。

〔参考〕

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〔Clisien ASEAN News Clips 編集部〕 


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分類 マレーシア, 日系進出