2015年10月6日
世界銀行が10月5日に発表した「東アジア・大洋州地域 半期経済報告」の中で、東アジア地域全体の2015年の成長率は、2014年の6.8%をやや下回る6.5%になると予想しています。
国別ではばらつきがあり、中国経済は今年約7%の成長が予測されますが、その後次第に鈍化すると見られています。また、中国を除いた東アジア途上国の今年の成長率は、前年に近い4.6%になると見られています。インドネシア、マレーシアなどの一次産品輸出国は成長減速となり、一次産品輸入国は今後も安定的な成長が予測されています。例えばベトナムは、2015年に6.2%、2016年には6.3%の伸びとの予測です。
また、カンボジアは、今年も6.9%の成長が予測され、ミャンマーでは、7月の大洪水により、成長ペースが2014年の8.5%から6.5%に落ち込むと見られています。
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〔Clisien ASEAN News Clips 編集部〕
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