マレーシア航空機墜落事件の最終報告にロシア反論

2015年10月15日 〔マレーシア〕

 昨年7月にウクライナ東部で墜落したアムステルダム発クアラルンプール行きのマレーシア航空17便の墜落原因を調査していたオランダ安全委員会が10月13日に最終報告書を公表したが、その内容についてロシア航空運輸局が10月14日、「同意できない」と反論した。

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 最終報告書では地対空ミサイル「Buk(ブク)」で撃墜されたと指摘しているが、ブクの製造元のロシアの「アルマズ・アンテイ」社が、「使用されたブクはウクライナ政府軍も保有する旧ソ連製の『旧タイプ』だったとの調査結果を提出していたにも関わらず、考慮されていない」と安全委員会を批判した。

 最終報告書では『改良型』のブクが使用されたと結論づけており、新ロシア派武装集団の関与を示唆している。それに対してロシアは、「(ミサイルの)発射場所は新ロシア派武装集団の支配地域ではなかった」として、最終報告書には「同意できない」と反論した。

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〔Clisien ASEAN News Clips 編集部〕 


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