ミャンマーUSDPはテイン・セイン氏の再選を推す

2015年10月20日

 ミャンマーの「エーヤワディー・ニュース・マガジン」(The Irrawaddy)が伝えるところによると、政権与党の「連邦団結発展党(USDP)」が11月8日投票の選挙で過半数を取った場合、テイン・セイン現大統領をひきつづ党のトップに推すと党幹部がBBCに語ったそうです。

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 現在、テイン・セイン大統領は、最大与党「国民民主連盟(NLD)」のアウン・サン・スー・チー党首との関係が近すぎると言われるシュエ・マン(Shwe Mann)氏が8月13日に党首を解任になった後、USDPの党首を務めていました。今回の党幹部の発言によれば、選挙結果で過半数をとった場合はテイン・セイン氏を党首としてたて、来年任期の切れる大統領候補して推すことになります。

 一方、NLDのアウン・サン・スー・チー党首は、NLDが選挙で過半数を取ったとしても、外国籍の家族を持つため大統領資格はなく、自身は大統領にはなれないが、「誰が大統領にふさわしいかはすでに認識している。ただ、今は明らかにできない。間違わないでほしい。誰が大統領にはなっても自分がNLD政権のリーダーである」と今月初めの遊説で、有権者からの質問にこう答えていました。

〔参考〕

  • The Irrawaddy(2015年10月19日)

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〔Clisien ASEAN News Clips 編集部〕 


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