三菱重工とミネベアがカンボジアのスマートシティ構想に参加

2015年10月23日

 三菱重工業とミネベアが共同で、カンボジアに設置する街路灯をネットワークでつなぎ、電力消費の抑制や交通システム構築へとつなげる技術開発に取り組むことを10月22日に発表しました。

[PR]

 カンボジアの首都プノンペンで進められている、無線制御技術を用いた「プノンペンスマートシティ構想」について、交通量の計測装置を街路灯に取り付けるなどして、道路交通の監視、制御する技術を提供していきます。すでに覚書(MOU)を同市と締結済みです。

 ミネベアの発表によると、同社は現在、プノンペン市内やアンコールワット周辺など5ヵ所に約9,000本の高効率LED街路灯を設置し、これらを遠隔制御の無線ネットワークで結んで、自動で調光制御するとともに、劇的な電力使用量の削減を実現する計画を進めています。この街路灯を通信基地とすることで、プノンペンのスマートシティ化に取り組んでいく考えです。

〔参考〕

他の記事も読む
-----
〔Clisien ASEAN News Clips 編集部〕 


※ 注)外部リンクは登録が必要な場合や、ページ消滅の場合があります。

三菱重工とミネベアがカンボジアのスマートシティ構想に参加 はコメントを受け付けていません

分類 カンボジア, 日系進出