スー・チー氏、「大統領の上に立つのは自分」

2015年11月6日

 今週末の11月8日に投票を迎えるミャンマーの総選挙を前に昨日、最大野党「国民民主連盟(NLD)」党首のアウン・サン・スー・チー氏がヤンゴンで記者会見を行いました。

[PR]

 優勢が伝えられるNLDですが、憲法の規定により、外国籍の息子2人を持つでアウン・サン・スー・チー氏は大統領にはなれないのですが、かねてより「NLDの党首は自分である」と話しており、昨日の記者会見でも「我々が勝利すれば、私は大統領よりも上に立つことになる」とNLD主導の政権が樹立された場合、実質的に自らが政権を率いる方針を示したようです。

 今回の総選挙は、上下両院644議席のうち、憲法で定められた25%の軍人議員分を除く498議席を、小選挙区で争うことになります。立候補者は、約90の政党から約2600人。有権者数は約3200万人。投票時日間は午前6時から午後4時で、即日開票されます。

〔関連記事〕

----------

他の記事も読む

-----
〔Clisien ASEAN News Clips 編集部〕 


※ 注)外部リンクは登録が必要な場合や、ページ消滅の場合があります。

 

スー・チー氏、「大統領の上に立つのは自分」 はコメントを受け付けていません

分類 ミャンマー