2015年11月7日 〔インドネシア〕
インドネシアのロンボク島(Lombok)のリンジャニ山(標高3726メートル)が11月4日未明に噴火し、上空に噴き上がる火山灰の影響でバリ島のデンパサール空港などが4日朝から閉鎖になっていました。時事通信によると、翌5日の午後には再開されています。
リンジャニ山は今年10月下旬から火山活動が活発になってきていました。インドネシア当局による空港閉鎖の判断は、噴煙が風に乗ってバリ島方面へ広がっているため、航空機のエンジンに吸い込まれ故障の原因となる事態が懸念されるためです。
この地域では今年7月、ジャワ島のラウン山の噴火があり数カ所の空港が閉鎖されました。また、昨年5月末にはサンゲアン・アピ火山が噴火した影響で欠航が相次いでいます。
ロンボク島は、美しいビーチが数多くし、ダイビングやシュノーケリングで人気の島です。「第二のバリ島」としての観光開発も進められているようです。(※ロンボク島の観光案内)
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〔Clisien ASEAN News Clips 編集部〕
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