アウン・サン・スー・チー氏について

 

 

1945年、ヤンゴン(現在)生まれ。父親はミャンマーで「建国の父」と呼ばれるアウン・サン将軍。将軍は1947年に暗殺されている。

英国などに留学し、1972年に英国人学者と結婚。

1985~1986年には京都大学で客員研究員も務めている。

1988年、ミャンマー帰国中に盛り上がった民主化運動に参加し、運動の象徴的存在となる。

軍事政権化では計約15年間自宅に軟禁されていた。

1991年、ノーベル平和賞を受賞。

2010年には3度目の軟禁から解放され、2011年の民政移管後の2012年には補欠選挙で下院議員に当選。最大野党の国民民主連盟(NLD)の党首を務める。

人権擁護の立場を示しているが、現在国際世界から注目されているイスラム系少数民ロヒンギャについては沈黙を守っている。