ラーマ10世‐ワチラロンコン国王

ラーマ10世‐ワチラロンコン国王(Rama X‐King Maha Vajiralongkorn)

 1952年7月28日生まれ。与えられた王位の名称は「ソムデット・プラボーロマオーラサーティラートチャオファー・マハーワチラロンコン・サヤームマクットラーチャクマーン」
 1966年 イギリス、キングスミード校、ミルフォード校
 1970年 オーストラリア・キングス校陸軍予科課程

 1972年に皇太子となる。

 ラーマ9世‐プミポン国王(Rama IX Bhunmibol Adulyadej:プミポン・アドゥンラヤデート)(2016年10月13日に88歳で死去)の後継者として2016年12月1日にラーマ10世として国王に即位。ラーマ10世は、チャクリー王朝第10代のタイ国王のこと。

 前国王ラーマ9世‐プミポン国王と王妃シリキットの間に生まれた4人の子の1人で唯一の男子(第二子で長男)。

 イギリスやオーストラリアへの留学を経て、1972年に20歳で皇太子となった。空軍のパイロットの資格を持ち、航空機の操縦をする。ドイツで生活している。

 昭和天皇の大喪の礼と天皇陛下の即位の礼に皇太子として出席するため、日本を訪問した経験をもつ。

 2015年12月11日に、ラーマ9世プミポン国王の88歳の誕生日(12月5日)を祝う政府主催のイベントのひとつでは、国王のシンボルカラーの黄色のシャツを着て自転車でに乗り、29キロメートルのコースの先頭を走った。

 2001年にシーラット王妃と3度目の結婚したが、2014年12月にシーラット王妃より「王室の地位を返上する」という申し出があり、プミポン国王は了承。2014年12月10日には離婚していると報道されている。2人の間には男児がひとりおり、その男児は王族にとどまりドイツに滞在している。

 現在は、4人目の妻と噂される元タイ航空のスチュワーデスと事実婚状態にあるようだ。

(参考) 皇太子の結婚歴

  • 1人目 ソームサワリー妃
  • 2人目 スチャーリニー・ウィワッチャラウォン
  • 3人目 シーラット妃 ・・・ 2014年12月に離婚し王室の地位を返上。タイ南部に平民として暮らす。
     息子のティーパンコーンラッサミーチョート王子(2005年4月29日生まれ)は次期皇太子と目されている

〔参考〕

2016年12月2日