インドネシアの西部にあるスマトラ島北西沖のインド洋は地震の多発地帯で、マグニチュード7を超える地震が2000年以降だけでも10回起きている。(*参考:Wikipedia)
その中でも2004年12月26日に発生したマグニチュード9.1の地震は多くの死傷者を出した。単に「スマトラ沖地震」といった場合、この2004年の地震を指すことが多い。
2004年12月26日、インドネシア西部時間07時58分53秒にインドネシア西部、スマトラ島北西沖のインド洋で発生。死者・行方不明者は227,898人、被災者500万人と言われている。
○インドネシア
死者 131,029人
行方不明者 37,603人
負傷者 10万人以上
インドネシア政府が「国家災害」を宣言
もっとも被害が大きかったのはインドネシアのアチェ特別州で州都のバンダ・アチェはほぼ壊滅した。アチェ州では州人口400万人の内20万人が犠牲になった。
○タイ
死者 5,305人
負傷者 8,457人
プーケット島やタイ南部6県(プーケット県、パンガー県、クラビー県、トラン県、サトゥーン県、ラノーン県)に大きな被害が出た。映画『ザ・ビーチ』で有名なピーピー島(ピピ島)はほぼ壊滅した。
2015年12月11日