インドネシアで1月1日よりガソリンの補助金を撤廃

2015年1月1日 〔インドネシア〕 

 インドネシア政府は2014年12月31日、燃料向け補助金の新政策を発表。2015年1月1日からガソリンの補助金を撤廃する。軽油については従来売価を固定し市況に応じて補助金を出してきたが、財政負担の軽減を目的に補助金を固定して売価を変動させる。

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 補助金の撤廃は低品質レギュラーガソリン。原油安の提供で、補助金撤廃後の1月の公定価格は現在の1リットル7600ルピアと、現在の8500ルピアより下がる。インドネシアでは2014年11月にレギュラーガソリンと軽油を3割値上げしたばかり。

 インドネシアは石油収入を貧しい国民に分配する目的で補助金制度が導入されたが、約10年前に純輸入国になっている。2015年度予算の燃料補助金は5年前に比べて3倍以上の276兆ルピアとなっている。

〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

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