2014年1月14日 〔インドネシア〕
インドネシア政府は鉱石の輸出企業に対して、輸出前の精錬・加工を義務付ける規定を発効させた。この結果同国で産出された鉱石は未加工のまま輸出することができなくなった。国内に付加価値の高い精錬業の育成が目的。
銅や砂鉄などには時限的な緩和措置がある。また精錬所を建設中の企業に対しては当面輸出が継続できるが、インドネシアはステンレスの原料となるニッケルの世界最大の産地で、あり日本が輸入するニッケルの半分近くはインドネシアからの調達であり日本への影響が大きい。
〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む○