日商会頭がタイ首相に「TPP参加」を要望

2016年2月2日 〔タイ〕

 昨年10月5日、参加国による大筋合意となった環太平洋経済連携協定(TPP)には、東南アジア諸国連合(ASEAN)から、シンガポール、ブルネイ、マレーシア、ベトナムの4か国が参加している。そして、今回の合意を受けて、フィリピン、タイ、そしてインドネシアも参加の意思表明をしはじめた。

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 その中でもタイは、インラック前首相時代の2012年11月に、タイを訪れたオバマ大統領にTPP交渉参加を公式に表明していたが、その後の政情混乱により参加に向けた動きは止まっていた。しかしながら、現プラユット政権でも、TPP参加の意思は継続され、今まさに盛り上がりつつある。

 日本政府はタイのTPP参加を積極的に支援することを表明しているが、タイ国内には反対意見もある。

 日本経済新聞(2016年2月2日)によると、日本商工会議所の三村明夫会頭らが2月1日に訪問先のタイでプラユット暫定首相と面会し、タイのTPP参加を要望した。日商会頭のタイ訪問は14年ぶりとのこと。

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〔Clisien ASEAN News Clips 編集部〕 


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