ベトナム向けりんごの輸出が解禁

2015年9月17日 〔ベトナム〕

 ベトナムで植物検疫法が制定されたのは2007年。日本からの病害虫の侵入を懸念したベトナムは、2011年から日本産りんごの輸入を禁止した。その後、日本産りんごの生果物のベトナムへの輸出再開に向けて、日本の農林水産省はベトナム当局との協議を続けてきた。その結果、2015年9月17日付でベトナムの日本産りんごの輸入規制が解け、再び日本からりんごが輸出が可能になった。

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 日本の成果物の輸出額の53%(2014年)を占めるりんごは、青果物輸出において主力産品であるため、今回のベトナムへの輸出解禁は大きなチャンス。近年の経済成長により、ベトナムでは高級でも安心でおいしい日本の食料品の人気が高い。

 りんごの日本からの輸出は台湾と香港で96%を占めていたため、今回のベトナムへのりんごの輸出は新規市場として期待されている。

 また、日越経済連携協定(EPA)により、ベトナムにおいてりんごの輸入関税が2019年に0%になることも、新規輸出先としての期待感を高めている。

〔出所〕

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〔Clisien ASEAN News Clips 編集部〕 


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