2016年5月23日 〔ASEAN〕
東南アジア諸国連合(ASEAN)の首脳らは5月20日、ロシア南部のソチでプーチン大統領と首脳会議を開いた。ロシアでのASEAN首脳会議は初めてで、ASEANからはフィリピンを除く9カ国の首脳が出席した。
会議後、包括的な協力方針を盛り込んだ共同声明を発表した。
南シナ海問題については、ロシアは中立的な立場を維持しているが、「行動規範」の早期採択を支持すると表明した。南シナ海問題を巡っては「中国から支持をするよう求められている」としながら、「ベトナムなどとの良好な関係にも配慮しなければならない」と指摘した。
また、インドネシアのジョコ大統領とは防衛協力の強化で合意。ロシアはインドネシアに対する武器の輸出拡大を提案した。
ベトナムやインドネシアは武器の調達先としてロシアに期待している。
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