2017年6月9日 〔タイ〕
ドイツの自動車大手「ダイムラー(Daimler)」は、タイでの委託生産の終了を受け、2018年初めにもタイで自社生産を始める。現地工場の生産能力は3000台の予定。子会社の三菱ふそうトラック・バスの海外展開ブランド「FUSO」で、タイ市場を本格開拓する。
工場は、タイ最大のレムチャバン港近く開設。新設したダイムラーの100%子会社「ダイムラー・コマーシャル・ビークルズ・タイランド」が生産と販売を担当する。
タイの一般的な商用トラックの市場規模は3万台程度と言われる。いすゞ自動車や日野自動車などの日系メーカーのシェアが高く、ダイムラーの販売実績は2015年時点で約1000台。
〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む○