インドネシアが輸入規制を強める

2013年3月18日 〔インドネシア〕

 インドネシア政府が輸入に対する規制を強めている。野菜や果物の輸入を2013年1月から一部停止。電子機器などの輸入手続きも煩雑化している。貿易収支が赤字に転落し、通貨ルピア安に歯止めがかからないためだと言われる。

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 2013年1月、インドネシア政府はイモや唐辛子など13種類の生鮮農産物の輸入を停止した。内需拡大により食品輸入が急増したことに対する措置。また、電子機器や繊維など21分野の商品でも、輸入を実質的に制限する制度を導入した。貿易省は3月末までに輸入許可を再取得することを義務付けた。再取得の条件を厳格化したことで一部の中小業者は許可を取得できない可能性もある。

〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

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