2016年1月29日 〔マレーシア〕
マレーシア上院は1月28日、同国政府による環太平洋経済連携協定(TPP)の批准を承認した。下院も27日に承認しており、2月4日に予定されている参加国による署名を前に国内手続きを終えた。TPP参加国による署名は2月4日にニュージーランドで行われる。
1月27日の下院で行われた投票では賛成が127票、反対が84票だった。上院では実際に投票するのではなく、それぞれの発言により決定する「Voice Vote」という方法がとられたようだ。
1月28日の『Channel NewsAsia』では、マレーシア国際貿易産業相の言葉として「3、4人反対する者がいたが、大多数はTPP参加に賛成した」と伝えてる。
また、同紙によると、マレー系を優遇する「ブミプトラ(土地の子)」政策については変更せずに続けるようである。
〔出所〕
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