米・ASEAN首脳会議が閉幕。「航行の自由」を明記

2016年2月18日 〔ASEAN〕

 米カリフォルニア州サニーランドで2月15日より開催されていた米国と東南アジア諸国連合(ASEAN)の首脳会議が2月16日閉幕した。多くが予想していたとおり、南シナ海における中国の動きをけん制する意図で、共同文書「サニーランド宣言」では「航行及び航空の自由」が明記された。ただし、ASEAN10ヵ国内で温度差もあり、共同文書に中国の国名を明記することはなかった。

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 また、すでにASEANからシンガポール、ブルネイ、ベトナム、マレーシアの4か国が参加している環太平洋経済連携協定(TPP)への他のASEAN加盟国の参加についての支援も約束した。

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〔Clisien ASEAN News Clips 編集部〕 


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分類 東南アジア諸国