インドネシア高速鉄道、企業連合と政府が契約

2016年3月18日 〔インドネシア〕

 中国が受注したインドネシアのジャカルタとバンドンを結ぶ高速鉄道計画で、鉄道建設を手掛ける中国・インドネシアの企業連合は3月16日、インドネシア政府と事業契約を締結した。

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 同計画は、日本と中国が受注を競っていたが、インドネシア政府は、同政府の財政負担がゼロであることを理由に中国への発注を決めていた。しかしながら、その後建設を手掛ける企業連合が、事業失敗時の債務保証を政府に要求していたと報じられている。

 今回の契約は、ジャカルタ-バンドン間142キロメートルを結ぶ総事業費約51億ドルに関するもので、契約にはインドネシア政府の予算を使わず民間投資を充てることが明記された。

 今月中にも着工し、3年以内の完工、2019年5月末の運転開始を目指す。

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〔Clisien ASEAN News Clips 編集部〕 

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