2016年3月24日 〔インドネシア〕
南シナ海で中国と領有権でもめているのはベトナムやフィリピンだけではない。3月20日、南シナ海南端のインドネシアの排他的経済水域(EEZ)で違法操業中の中国漁船を摘発したインドネシアの監視船に中国海警局の船が体当たりするという事件が起きた。
インドネシアは中国との間の南シナ海領有権問題では中立の立場をとっているが、今回事件のあった海域は中国が境界線と主張する「九段線」と一部重なっている。事件が起きたのはインドネシア北部ナトゥナ諸島沖。
インドネシアのルトノ外相は3月21日、中国側に抗議したが、中国側は「伝統的な中国の漁場」だと主張している。
〔関連記事〕
○他の記事も読む○
-----
〔Clisien ASEAN News Clips 編集部〕※ 注)外部リンクは登録が必要な場合や、ページ消滅の場合があります。
○ASEANを知るお手伝い、エムニドの調査支援サービス「シルシエン」○
⇒ 詳しくはこちら