「南シナ海問題」に関する中国の主な発言・主張

2016年7月13日 【南シナ海問題】

 南シナ海の領有権をめぐる問題で、これまでの中国の発言や主張の主なものは以下のとおり。

[PR]

○「(南シナ海ですすめる岩礁の埋め立ては)軍事防衛上の必要性を満たす目的だ」

2015年6月 中国人民解放軍の孫建国・副総参謀長(シンガポールで開催されたアジア安全保障会議にて講演)

○「仲裁裁判所に管轄権はない」

2015年7月 仲裁裁判所の口頭弁論への不参加表明時に

○「ASEANとの関係はあくまで協力だ。南シナ海問題ではない」

2015年8月5日 王毅・外相(マレーシアで開催されたASEAN外相会議後の会見にて)

○「(南シナ海の領有権問題については)紛争当事者間で問題を解決する」

2015年11月5日 習金平・国家主席(ベトナム訪問時のグエン・フー・チョン共産党書記長と会談での主張)

○「いかなる国も中国が核心的利益を取引したり、主権や安全に対する損害を受け入れたりすると期待してはならない。自ら紛争を起こすことはないが、起きたとしても恐れない」

2016年7月1日、習金平・国家主席(中国共産党創設95年大会演説)

○「(判決は)ただの紙くずだ。誰も中国に結果を押し付けることはできない」

2016年7月5日、載乗国・前国務委員(米ワシントンでの講演)

○「法律や事実を顧みない判決に拘束力はない。この茶番は終わりにすべきだ」

2016年7月6日、王毅・外相(ケリー米国務長官との電話会談にて)

○「(柳井俊二・国際海洋法裁判所長(当時)による裁判官任命や裁判進行は)客観的でなく公正でもない」

劉振民・外務次官(党理論誌の寄稿で)

○「スプラトリー(南沙)諸島の5つの人工島で大型灯台が稼働または完成した。南シナ海の航行安全に中国が責任を果たしている」

2016年7月10日 中国交通運輸相(7月10日の発表にて)

○「(7月15日から開催されるアジア欧州会議(ASEM)首脳会議にて)無関係の南シナ海問題を討議する計画もないし、話し合うべきでもない」

2016年7月11日 孔鉉佑・外務次官補(7月15日から開催されるASEMに関する記者会見にて)

 

〔関連記事〕

 

他の記事も読む
-----
〔Clisien ASEAN News Clips 編集部〕 


※ 注)外部リンクは登録が必要な場合や、ページ消滅の場合があります。

○ASEANを知るお手伝い、エムニドの調査支援サービス「シルシエン」○
    ⇒ 詳しくはこちら

 

 

 

 

「南シナ海問題」に関する中国の主な発言・主張 はコメントを受け付けていません

分類 未分類