2016年7月22日 【南シナ海問題】
南シナ海問題に関して仲裁裁判所が7月12日に出した判決によると、南シナ海スプラトリー諸島で台湾が実効支配をする「太平島」についても「島ではない」と認識されたことになる。
仲裁裁判所はスプラトリー諸島には「島」は存在せず、いずれの岩礁も「岩」または「低潮高地」であるとし、「スプラトリー諸島には排他的経済水域(EEZ)や大陸棚は生じない」との認識をしめした。
その結果、同諸島で最大の「太平島」についても「島ではない」と判断されたことになる。
この件に関して、台湾の総統府は7月12日、この判断を「絶対に受け入れない」との声明を発表した。
〔参考〕
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