ベトナム政府が国連機関に南シナ海の地図修正要求

2016年1月22日 〔ベトナム〕

 ベトナム政府は国連傘下の国際民間航空機関(ICAO)に対して、南シナ海関連地図の修正を求めている。ベトナム国営通信社『ベトナムニュースエージェンシー(VNA)』は2016年1月16日、同国外務省のレ・ハイ・ビン報道官が1月15日にICAOに対して「三亜飛行情報区」の航行地図の修正を求めてたことを明らかにした。ベトナムの主権を明確にするためとしている。

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 報道によると、ICAOの公式ウェブサイトに掲載されている三亜飛行情報区の航行地図にはチュオンサ(中国名:南沙、英語名:スプラトリー)群島の上に中国名で「中国三沙市」と表記されており、堂群島のチュータップ(中国名:永暑、英語名:ファイアリー・クロス)礁には空港を示す記号があり、三沙永暑空港との英語表記があるという。

〔参考〕

 

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〔Clisien ― ASEAN Info Clips 編集部〕 
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