フィリピンのダバオ市で9月2日に爆発テロ

2016年9月3日 〔フィリピン〕

 フィリピン南部ミンダナオ島の最大都市ダバオ市で9月2日午後10時30分、爆発があり少なくとも14人が死亡、約70人がけがをした。地元メディアによると、イスラム系過激派組織「アブサヤフ」が犯行を認めたと報じている。

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 ダバオ市は6月に就任したドゥテルテ大統領の出身地で、同地で長年市長を務めた後大統領に当選している。現在も週ん半分はダバオ市で暮らし、爆発当時も同市に滞在していた。

 爆発のあったのはダバオ市の中心部にある市場で露店が立ち並んでいる。

 アブサヤフはミンダナオ島で身代金目的の誘拐を起こしているほか、過激派組織「イスラム国(IS)」との関係があるとも指摘されている。

 爆発後、ドゥテルテ大統領は、軍や警察を動員して対処する考えを示している。

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〔Clisien ― ASEAN Info Clips 編集部〕 
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