ミャンマーは2017年より輸入車に左ハンドル制限

2016年12月19日 〔ミャンマー〕

 複数の報道によると、ミャンマー車両輸入管理委員会は11月30日、輸入自動車の新たな制限に関する通達を発表した。2017年1月1日より輸入できる乗用車などで2015年から2017年式車両の輸入は左ハンドル車に限定される。

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 現状は日本からの中古車の輸入も活発なことから、右ハンドル車が右側道路を走っているのが当たり前になっている。走行している車の90%は右ハンドル車だとも言われる。

 東南アジア11カ国では、英国の影響を強く受けるシンガポールやマレーシアなど5カ国で自動車は左側通行、そしてその他の6か国が右側通行だ。ミャンマーも以前は英国の統治下にあったため自動車は英国と同じ左側通行だった。それが1975年に右側通行に変更されている。変更の理由は、当時の軍事政権が旧宗主国である英国への反意からだと言われてる。

 

〔出所〕

〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

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