アジアコスモポリタン大賞 テイン・セイン前大統領

2017年2月18日 〔ミャンマー〕

 国際機関「東アジア・アセアン経済研究センター(ERIA)」の「平城遷都1300年記念アジアコスモポリタン賞(ASIA COSMOPOLITAN AWARDS)」第3回目の大賞受賞者に、ミャンマーのテイン・セイン前大統領が選ばれた。奈良市で1月15日に授賞式典と記念フォーラムが開催された。

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 テイン・セインしは1945年生まれで1967年 国軍士官学校卒業後、軍で要職を歴任している。2007年にミャンマーの暫定首相
を経て首相に就任。2010年4月には軍を退役し、連邦連帯開発党(USDP)を結成し党首に就任。2011年3月に23年ぶりの大統領に就任。

 大賞授賞理由として、「経済社会改革を推進し、軍政から民政への移行期のミャンマーを改革開放路線へと転換させた」ことがあげられている。

 

 アジアコスモポリタン賞はERIAが平成遷都1300年を記念して2012年に創設された賞で、隔年で授賞されている。

 東南アジア諸国からは、第1回(2012年)にスパチャイ・パニチャパック(Supachai Panitchpakdi:タイ)国連貿易開発会議(UNCTAD)事務局長が大賞を、そしてハディ・スサストロ(Hadi Soesastro:インドネシア)インドネシア戦略国際問題研究所(CSIS)創設者が特別賞であるメモらブル賞を受賞している。

 そして、第2回(2014年)は経済・社会科学賞にワン・グンウ(Wang Gungwu:シンガポール)歴史学者、シンガポール国立大学上級教授、文化賞にリティー・パニュ(Rithy Panh:カンボジア)映画監督が受賞している。

〔出所〕

〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

 

 

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