インドネシアで断食月開始から移動制限へ

2020年4月23日 〔インドネシア〕

 インドネシア政府は新型コロナウイルスの感染拡大防止のために全国的な移動制限を行う。インドネシアではイスラム教の断食月(ラマダン)が4月24日から始まる。1ヶ月続く断食月が終了した後長期休暇に入り帰省するのが通例だが、今年はすでに帰省を自粛するよう要請していた。今回その移動制限の時期を4月24日からと前倒しで始めることとした。

 断食月明けを祝う大祭(レバラン)では、毎年2000万人が帰省で移動すると言わており、地方への感染拡大への危機感を強めてきたのが理由だ。

〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

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