断食明けのインドネシアで

2020年5月24日 〔インドネシア〕

 インドネシアで断食月(ラマダン)が5月24日までに断食明けの祝祭(レバラン)の期間に入った。本来この時期には長期休暇があり、家族や親戚らと祝う習慣があるが、今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で移動や集まりなどを控えるような動きにある。

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  同国では、すでにレバラン休暇に合わせた地方規制を禁止する措置をとっているが、レバランを控えた5月19日にジョコ大統領が改めて「家でお祈りしてほしい」と外出自粛を改めて求めた。

 その一方、有力イスラム団体のインドネシア・ウラマー評議会(MUI)は、モスクや広場でのラマダン明けの礼拝を一部認めるファトワー(勧告)を発表したため、混乱も生じている。

〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

 

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