バンコク隣接県で新規に548人の新型コロナ感染

2020年12月21日 〔タイ〕

 タイ政府は12月19日、首都バンコクに隣接する地域で500人を超える新型コロナウイルスの新規感染者を確認したと発表した。

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 バンコクの南西に隣接するサムットサコーン県で12月19日、同国の1日あたりの感染者数として最多となる548人の新規感染が確認された。水産市場では働くタイ人女性から感染が確認されたため、市場関係者を検査したことにより発見された。新規感染者の大半はミャンマーからの出稼ぎ労働者で、症状はなかった。

 同県は、2週間にわたり学校などを閉鎖し、夜間外出を禁止する。また、タイ当局は12月19日から2021年1月3日まで外国人労働者による同県の出入りを禁止した。県内の商業施設や飲食店の営業も制限する。

 タイの累計感染者数は12月19日時点で4,331人となった。

〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

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