インドネシア・ジョコ政権2期目初の内閣改造

2020年12月24日 〔インドネシア〕

 インドネシアのジョコ大統領は12月22日、6閣僚を交代する内閣改造を発表した。2019年10月からのジョコ政権2期目での初めて。

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 改造後の新閣僚は以下の通り。

  •  保健相:ブディ・サディキン(Budi Gunadi Sadikin)氏(元国営マンディリ銀行頭取・国営企業副大臣)(※テラワン前大臣は新型コロナ対応で有権者の批判を受けた)
  •  社会相:トリ・リスマハリニ(Tri Rismaharini)氏 (スラバヤ市長)
  •  観光相:サンディアガ・ウノ(Sandiaga Uno)氏(実業家・2019年大統領選で敗れたプロボウォ国防相の副大統領候補だった)
  •  貿易相:ムハンマド・ルフティ(Muhammad Lutfi)氏(駐米大使)
  •  海洋・水産相:ワフユ・トレンゴノ( Sakti Wahyu Trenggono)氏(国防副大臣)
  •  宗教相:ヤコブ・コリル(Yaqut Cholil Qoumas)氏(イスラム団体ナフダトゥル・ウラマー(NU)傘下組織の幹部)

 リスマハリニ氏とサンディアガ氏はいずれも次期大統領候補に取りざたされている。

 11月下旬から12月上旬にかけて、当時のエディ(Edhy Prabowo)海洋・水産相とジュリアリ(Juliari Batubara)社会相が相次いで汚職撲滅委員会(KPK)に収賄容疑で逮捕され、辞任していた。

 〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

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