2021年7月1日 〔マレーシア〕
マレーシアの上下院の議長は6月30日、アブドラ国王から8月1日までに国会を再開するよう6月29日に命じられたと発表した。8月1日まで新型コロナウイルス感染症対策のために非常事態宣言下にあり、国会の再開時期を9月か10月頃になるとして国会再開に消極的なムヒディン首相は6月30日、下痢を理由に入院した。
国王は通常政治への介入はしないが、マレーシアの議会政治が機能不全に陥っているとして今回国会再開について言及したようだ。
ムヒディン首相は、首相不信任決議案の可決などによる政権崩壊の懸念があるとして国会再開に難色を示している。
〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む○