タイ国鉄、バンコク空港鉄道の運営を移管

2021年10月27日 〔タイ〕

 タイの財閥チャロン・ポカパン(CP)グループが中心となってバンコク周辺の3空港を結ぶ高速鉄道建設を請け負うコンソーシアム「アジア・エラ・ワン」は10月25日、タイ国鉄から高架鉄道空港線「エアポートリンク」の運営を引き継いだ。空港間高速鉄道建設プロジェクトの一環。

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 エアポートリンクはスワンナブーム空港とバンコク都心部を結ぶ路線で、タイ国鉄が運営していた。運営権の移管にあたりコンソーシアムは106億バーツ(約360億円)をタイ国鉄に支払う。支払いは10年間で10回の分割払いを予定している。

 アジア・エラ・ワンはCPのほか、中国国有の「中国鉄建」、タイ建設大手の「イタリアン・タイ・デベロップメント」と「チョーカンチャン」、鉄道運営の「バンコク・エクスプレスウェイ・アンド・メトロ」で構成されるコンソーシアムで、3空港を結ぶ全長220キロメートルの高速鉄道の建設を2019年に受注している。総事業費は2245億バーツ。

〔Clisien – SEAsia Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

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