コモド国立公園の入場料25倍に値上げ

2022年8月14日 〔インドネシア〕

 世界最大のトカゲ「コモドドラゴン(コモドオオトカゲ)」の生息地として人気のあるコモド島のあるコモド国立公園の入場料が大幅に値上げされることになった。値上げ後の料金は一律375万ルピア(約3万3700円)。現在は平日料金が地元観光客なら5000ルピア、また外国人観光客でも15万ルピア(約1,350円)。

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 訪問客数を制限することにより、同国立公園の生態系の保全と観光地としての価値を保全するのが狙い。

 新しい料金は2022年8月1日から適用予定だったが、地元観光業界などの反発は強く、料金改定は2023年1月1日へと延期となった。

 コモド国立公園は、コモドドラゴンが生息するコモド島とパダル島で構成される。

 コモドドラゴンの密輸が横行したことを受け、インドネシア政府は2020年にコモド島を一時的に閉鎖したことがある。

〔Clisien – SEAsia Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

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