旭硝子、ベトナムやインドネシアで塩化ビニール樹脂の生産能力を増強

 旭硝子は、ベトナムでの塩化ビニール樹脂の生産を2016年初めには現在の5割増強の年間15万トンに高める。塩ビ樹脂は下水道の配管や住宅建材に幅広く使われており、ベトナムでは年5%前後で使用が拡大している。ベトナムの塩ビ樹脂市場は東南アジア第3位の規模。

 同社はインドネシアでも塩ビ樹脂の生産能力を伸ばす計画。2015年末には現在の30万トンから8割増の55万トンにする。

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