ミャンマー選挙、少数民族が鍵

2015年10月14日

 今年の11月のミャンマー総選挙では少数民族が鍵を握る。ミャンマーには135の少数民族が存在すると言われており、数多くある政党の中のいくつかはそれぞれの少数民族を代表する政党となっている。今回の選挙ではアウン・サン・スー・チー氏の率いる最大野党「国民民主連盟(NLD)」が政権与党の「連邦団結発展党(USDP)」と議席数を争うと言われているが、少数民族政党も議席数を伸ばすと見られており、最終的に大統領候補指名権を握る過半数の議席数を獲得するには、これら少数民族政党との連立が必要になると思われる。

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 NLDは都市部で人気が高いが、例えばミャンマー西部のラカイン州の州都シットウェではミャンマーで4%のラカイン族のための政策を掲げるアラカン国民党(ANP:Arakan National Party)が圧倒的な支持を集めている。

 ミャンマーの英語ニュースマガジン「The Irrawaddy」によるとANPは上院で12議席、下院で17議席の獲得を狙うと伝えています。

〔参考〕

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〔Clisien ASEAN News Clips 編集部〕 


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