インドネシア軍が南シナ海でまた中国漁船を摘発

2016年5月31日 〔インドネシア〕

 インドネシア海軍は5月29日、南シナ海のインドネシア領ナトゥナ諸島沖で、中国漁船1隻を違法操業をしたとして摘発したと発表した。発表によるとインドネシアの排他的経済水域(EEZ)内で巡視中のインドネシア海軍艦船が5月27日に中国の漁船を摘発、中国人船員8人を拘束した。漁船は中国公船に護衛されて逃走を図ったが、海軍艦船の威嚇射撃などにより阻止されたと地元メディアは報じている。

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 この海域では3月にも中国漁船が摘発されたが、駆け付けた中国公船が漁船を奪還していた。その事件に関するインドネシアの抗議に対して中国は「伝統的漁場だった」と正当性を主張していた。

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〔Clisien ASEAN News Clips 編集部〕 

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