2016年6月28日 〔フィリピン〕
三菱自動車の生産・販売現地法人「ミツビシ・モーターズ・フィリピンズ・コーポレーション(MMPC)」が、フィリピン政府の「包括的自動車産業振興戦略(CARS)」に基づく支援案件第1号の承認を受けた。今後6年間で小型車「ミラージュ」を20万台生産する計画。
フィリピン政府は2015年6月2日、「包括的自動車産業再生プログラム(Comprehensive Automotive Resurgence Strategy Program : CARS Program)」を交付。このプログラムでは、四輪自動車の 3 つのモデルを対象に、車体組立や部品製造、車両・部品検査施設への投資について、1 モデル当たり最大 90 億ペソ(約248 億円)、3 モデル合計で最大 270 億ペソ(約 745 億円)のインセンティブを付与するというもので、2016年の開始が予定されている。
三菱自動車は、2016年2月にこのプログラムへの参加意向を表明していた。
トヨタ・モーター・フィリピン(TMP)も正式承認待ちで、近く承認されるとみられている。
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