2017年7月4日 〔シンガポール〕
シンガポールのリー・シェンロン首相が7月3日、故リー・クアンユー初代首相の遺言を巡るリー家の争いについて国会で初めて経緯詳細を説明した。
リー・クアンユー氏は、死後自身の邸宅を取り壊すよう遺言で定めたとされてるが、リー・クアンユー氏の長男であるリー・シェンロン首相は「生前、別の選択肢も検討していた」と説明し、今後時間をかけて政権が決めいけばいいと主張している。
それに対して、リー首相の弟であるリー・シェンヤン氏と妹のリー・ウェイリン氏は、邸宅の保存を首相が政治的な権力の源泉にしていると批判している。
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[162-04]〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む○