○「ロヒンギャ」

2017年9月22日 〔ミャンマー]

 ミャンマー西部のラカイン州に住むイスラム系少数民族を「ロヒンギャ(Rohingya)」と呼ぶが、この呼び方はこの少数民族が自分たちのことを呼ぶ場合に使われており、ミャンマー政府は彼らのことを「ベンガル人(Bengalis)」と呼んでいる。

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 ミャンマーには100万人を超えるこのロヒンギャ又はベンガル人が住んでいる。今年8月に始まったラカイン州のイスラム系少数民族武装集団と国の治安部隊との戦闘により、42万1千人が隣国バングラデシュに逃げ出したと言われている。

 ミャンマーでは軍事政権下の1990年代に135の民族が公式民族として定めれらたが、その中にロヒンギャは含まれていない。国としては、ロヒンギャ(ベンガル人)は国民ではなく、隣国からの移民だという考え方だ。

〔参考〕

〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

 

 

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分類 ミャンマー