2014年3月5日 〔ミャンマー/タイ〕
東南アジアからタイ、ミャンマーの2カ国が参加する「ベンガル湾多面的技術経済協力イニシアチブ(BIMSTEC)」の首脳会議が3月4日、ミャンマーの首都ネピドーで開催された。
首脳会議は前回開催の2008年から6年振りに開催された。共同声明では域内の経済発展に向け「各国の連結性の強化や天然資源の共同利用を推進する」と表明。物流やエネルギー、貿易、貧困対策、災害対応など14分野で協力関係を深めることで合意した。
「ベンガル湾他面的技術経済協力イニシアチブ(BIMSTEC)」は1997年にインド、タイ、バングラデシュ、スリランカの4か国が、加盟国間の貿易・投資を促進する組織として立ち上げた。その後、ミャンマー、ネパール、ブータンが加わり7カ国体制となっている。不定期に閣僚級会合が開かれているが、2004年には第1回目の首脳会議が開かれた。
〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む○