2018年3月19日 〔ベトナム〕
ベトナムで、ドイモイ(刷新)政策を推進したファン・バン・カイ元首相が3月17日に死去した。84歳だった。1997年から2006年まで首相を務め、2005年にはベトナム戦争後初めて同国首相として米国を訪問している。
ドイモイ政策は、1986年の共産党大会で打ち出した改革開放政策で、経済に市場原理を取り入れ、外国資本導入などをみとめた。1990年代にその成果が上がり始め、ベトナムの経済成長に寄与した。
〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む○