ヤンゴンに健康志向の「チェンドル」店

2018年2月4日 〔ミャンマー〕

 ミャンマーの最大都市ヤンゴンに、健康志向を売りにしたドリンク店が開業した。東南アジアの伝統的なデザート「チェンドル(Cendol)」を新感覚の飲料としたものを販売。天然素材だけを使っているのが売り。インドネシアでチャンドル店をチェーン展開する「ヘジョヘジョ(HEJOHEJO)」が昨年秋にヤンゴン店を開業。価格は1杯2500チャット(約176円)で庶民には少し高め。

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 チェンドルは緑色の麺状のゼリーにココナツミルクをかけ、かき氷を盛り合わせたデザートで、インドネシアやマレーシアでよく見かけられるデザートだが、ミャンマーやベトナム、シンガポール、タイなど東南アジア全域で人気がある。国によって呼び名は違うこともある。

 インドネシアでチェーン展開する「ヘジョヘジョ」は、麺状ゼリーにゼラチンではなく寒天を使っていため、カロリーは控えめ。また、飽和脂肪酸が多いココナツミルクに代わりアーモンドミルクを使っている。

 ヤンゴン店は、ヘジョヘジョのフライチャイズチェーン方式で、シンガポール出身の起業家チュア・ティンハオ氏が経営する。

〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

 

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