シンガポール、新型コロナ患者の投票は認めず

2020年7月2日 〔シンガポール〕

 シンガポール政府選挙局は7月1日、投票が7月10日の総選挙では、新型コロナウイルス感染中または感染の疑いで隔離中の有権者の投票を認めないと発表した。シンガポールでは選挙権を与えらる21歳以上のシンガポール国籍を有する者の投票は義務になっており、投票を棄権した者には罰則が与えられることもある。

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 シンガポールではインターネットや郵便による投票は認められていない。シンガポールでは今年5月に新型コロナウイルス感染拡大を抑えるためとして選挙特別準備法を制定しており、今回の対応はそれに基づく。

 また、海外からの帰国で自宅待機中の人や、感染が確定していないが呼吸器疾患や発熱の症状がある人の投票は、夜7~8時に限定した。 

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〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

 

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