ミャンマー、外交官らも「不服従運動」に

2021年3月13日 〔ミャンマー〕

 ミャンマーで国軍のクーデターに抗議し、「市民不服従運動」(CDM: Civil Disobedience Movement)に参加する人たちが増えてきている。各国の大使館などに勤務する外交官らも不服従運動に参加しはじめている。

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 ミャンマーのインターネットメディア「イラワジ(The Irrawaddy)」は3月5日、ミャンマーの外交官の10人以上が職場放棄を表明したと報じた。内訳は、在米大使館5人、米ロサンゼルスの総領事館1人、スイス・ジュネーブの国連政府代表部3人、そして在独大使館1人。

 また、チョーズアミン駐英ミャンマー大使は3月8日、ラーブ英外相との会談後に声明を出し支持はアウン・サン・スー・チー国家顧問から受けると、国軍に従わない意向を表明した。それを受け、ミャンマー国営テレビは3月9日、「与えられた職責を果たさなかった」として国軍はチョーズアミン氏を帰国させると報じた。

 さらに、在日ミャンマー大使館のアウンソーモー1等書記官も、自身のフェイスブックで不服従運動に参加することを明らかにした。

〔参考〕

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〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

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