ミャンマー軍による市民威圧のビデオメッセージ

2021年3月14日 〔ミャンマー〕

 クーデターにより国軍支配下にあるミャンマーでは、抗議する市民らと国軍の間でSNSなどインターネットメディアを使った情報戦が繰り広げられている。市民らはFacebookなどを使って抗議デモで市民に暴力をふるう状況を投稿する一方、国軍もSNSなどでプロパガンダを発信してきたが、運用者がそれらを削除する動きがでてきている。

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 YouTubeやFacebookはクーデター以降、国営テレビ局「MRTV」や国軍の所有するメディアのアカウントを削除した。また、インスタグラムも2月に軍関係者のアカウントを全て削除した。

 しかしながら、中国バイトダンス社の運営するTikTokには、軍人が武器をみせつけ市民を脅迫するようなメッセージビデオが多く投稿されていた。これらの映像は800以上もあるとされていたが、国際的に批判が高まってきたことを受けて、TikTok側がミャンマー軍の動画を削除したようだ。

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〔Clisien – ASEAN Info Clips 編集部〕 ○他の記事も読む

 

 

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